二人でMarYanを始めるまで
技術イベントで出会い、ハッカソンでものをつくり、面白い問題は技術のほうではないと気づきました。
二人が知り合ったのは、シドニーの技術イベントでした。職場でもなければ、誰かの紹介でもありません。借りたオフィスに30人か40人が集まって、誰かが20分ほど話し、本当の会話はそのあとピザの横で始まる、そういう夜の集まりです。
そういう場で何度も顔を合わせるようになりました。そのうち、一緒にハッカソンへ行くようになりました。この人と組めるかどうかは、そこですぐに分かります。ハッカソンは2日間です。課題の範囲は誰も決めていません。細かいことにこだわっている時間もありません。その人がどう議論するか、情報が半分しかない状態で決めなければならないときに何をするか、そして最後までやり切るかどうかが見えます。
私たちはやり切りました。
意外だったこと
楽しいだろうと思っていたのは、つくることでした。ところが帰りの電車で話し続けていたのは、事業のほうでした。
ああいう場では経営者にたくさん会います。お店をやっている人、クリニックをやっている人、小さな輸入業の人。そして、同じ話が何度も出てきます。お金を失っている原因が、難しい技術の問題であることはまずありません。問い合わせフォームが、いつのまにか送信できなくなっています。価格表がPDFにしかなくて、誰にも見つけられないうえ、自分たちでは直せません。自社サイトに載っているメールアドレスの宛先が、2年前に辞めた人のままになっています。
どれも技術としては面白くありません。けれども、それが起きている当人にとっては、どれも実際のお金の話です。
この差を埋めるためにMarYanを始めました。ソフトウェアをつくれる人は足りています。少ないのは、その商売に一緒に向き合って、ありふれた問題のうちどれが本当に損を出しているのかを見極め、つくり直しを売りつける代わりにその一つだけを直す人です。
実際にはどうするのか
売り込む前に、まず見ます。こちらからご連絡を差し上げた時点で、すでにブラウザでサイトを開き、具体的に何かを見つけています。その内容は、お金をいただくかどうかに関係なくお伝えします。この連絡は無料で、これからも無料のままです。
技術の話から入りません。何を使ってつくるかは私たちの問題であって、お客様が気にすることではありません。気にするべきなのは、問い合わせが受信トレイに届くかどうかです。
自分たちがどの段階にいるかについても、正直に書きます。MarYanは今年始まりました。自社の顧客はまだいませんし、いるように見せかけるつもりもありません。代わりにあるのは、このブログと、サイトを見たときに見つかるものです。
やり取りする相手
Ryotaro Hyodo、通称Ryan。ウェブサイトとウェブアプリケーションをつくります。最初のメールに返信するのはこの人です。日本語が母語で、英語でも仕事をします。
Marlon Tuquerres。開発と、あわせてアプリケーションのセキュリティを担当します。公開前に中身を点検し、誰が何にログインできるのかを確認する仕事です。第一言語はスペイン語で、英語でも仕事をします。
二人ともシドニーにいます。やり取りはすべて、英語でも、スペイン語でも、日本語でもできます。
ご自身のサイトで気になっていることがあれば、URLを送ってください。こちらで見て、返信します。それにお金はかかりません。
よく聞かれること
- MarYanをやっているのは誰ですか?
- シドニーにいる開発者二人です。Ryotaro Hyodo、通称Ryanは、ウェブサイトとウェブアプリケーションをつくります。最初に話す相手はこの人です。Marlon Tuquerresは開発と、あわせてアプリケーションのセキュリティを担当します。ほかに人はいません。お客様と実際の作業のあいだに営業担当が入ることもありません。
- MarYanは何社と仕事をしてきましたか?
- まだ一社もありません。MarYanは2026年に始まったばかりで、自社の顧客はまだいません。二人とも以前に日本で受託の仕事を納めた経験はありますが、その取引先に、ここで名前を出す許可は取っていません。ほのめかして済ませるより、こうして書いておくほうを選びます。このブログがあるのも同じ理由です。まだ何も支払っていない段階で、私たちを判断できる材料がここにあります。
- どの言語で仕事ができますか?
- 英語、スペイン語、日本語です。Ryanは日本語が母語、Marlonの第一言語はスペイン語で、二人とも英語で仕事をします。見積書も、報告書も、画面録画も、この三つのどれでもお出しできます。